MSKモデム装置

ソフトウェアビジネスとして事例紹介いたします。
FSKモデム同様にレガシー装置に分類されるMSKモデムは、廃止品となり世の中から無くなりつつあります。
残っている装置もいつ廃止になるかわかりません。
弊社では、レガシー装置の模倣動作をマイコンとインターフェースICにて必要な機能を実現いたします。
実績として既存設備の装置更新に使用されております。

お客様の問題
「上位装置は入れ替えず、端末装置のみデジタル化したい。」
新協電子の実績
「MSKモデムのソフトウェア資産を使用し、MSK－シリアル変換器を作成」
装置としての提供、基板のみでの提供(お客様の装置に搭載)、他多機能として機能追加を行い提供
ソフトウェア技術はそのままにご要望の形にカスタマイズしてお応えいたします。

装置の特長

弊社の実績構成は
DSP(Digital Signal Processor)とモデムIC［CMX469a］の組み合わせで実現いたします。

通常、1200bps又は2400bpsですが、CLKに4.032MHzを使えば4800bpsも対応可能です。
上位との調歩同期式通信をMSK同期通信に変換いたします。

概略構成図

※拡張機能はハードウェア設計を伴います。

※お客様にてハードウェアを準備される場合、いくつかの注意事項がありますので、お打ち合わせを必要といたします。

機能仕様

項　　目	詳　　細
通信方式	4線式全二重通信 ハード構成で2線式にも対応可
通信速度	1200bps / 2400bps / 4800bps
使用周波数帯域	0.3kHz～6.8kHz
変調方式	MSK （ Minimum-Shift Keying）／FFSK
対応MSK規格	1200 bps （Mark:1200Hz/Space：1800Hz） 2400 bps （Mark:1200Hz/Space：2400Hz） 4800 bps （Mark:2400Hz/Space：4800Hz）
送信レベル	775mVrms ハードウェア構成についてご相談ください
受信レベル	230mVrms ハードウェア構成についてご相談ください
キャリア検出レベル	150mVrms
端末通信仕様 シリアルI/Fの場合	通信方式：全二重調歩同期式 ボーレート：1200bps / 2400bps / 4800bps データ数：8/7bit ストップビット：1/2bit パリティビット：無し/奇数/偶数
端末インタフェース シリアルI/Fの場合	RS-232C RS-422 ハードウェア構成についてご相談ください
装置・基板仕様	別途打合せ 最適なカスタマイズをご提案いたします

※デモンストレーション機の貸し出しは、お客様のご要望をお聞きして対応いたします。

　お打ち合わせ後、検証内容に合わせてカスタマイズにてご提供いたしますので、詳細はお問い合わせください。

　詳細は＜こちらから＞お問い合わせください。